冷却装置なしで冷やすには?冷蔵ショーケースも結構なお値段・・・。他にも飼育ケースを冷やす方法はないの?
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(簡単?)

 冷蔵ショーケース・クーラー・水槽用冷却装置なしでも飼育は可能です。
 
 でも多くの場合、「情熱と手間」が必要。「ほんとうにサンショウウオをかわいがれるか、どうか」「実現可能なのか」・・・考える必要アリ?

 職業や家庭の事情で「夏場、毎日(あるいは2日に一度)の蓄冷剤(保冷剤)の交換は無理」って方もいらっしゃるでしょう・・・。

 ・・・サンショウウオは上手く飼育すると10年近く(以上?)生きます。


特別な冷却装置なしで飼育ケースを冷やすには?

 夏は、よほど涼しい部屋でないかぎり(止水性のサンショウウオなら最高でも25℃以下、流水性のサンショウウオの成体なら最高でも20℃以下、流水性のサンショウウオの幼生なら15℃以下かな?)、飼育ケースを冷やす必要があります。さて前のページで、「冷蔵ショーケースを使った飼育ケースの冷やし方」を紹介しました。でも、高価な冷蔵ショーケースや冷却装置を利用しないと、飼育ケースは冷やせないのでしょうか?
(低温インキュベータがとても高価で、なかなか入らなかった時代、どうやって保管・飼育してたっけ?)

 ここでは相互リンクして下さっている、サイト「Nature,Friend」の管理人さん「yasan先生」との交流を通して、昔を思い出しながらまとめてみました。
yasan先生(Nature,Friend)の実践はとっても勉強になります!ぜひご覧下さい。


 発泡スチロール箱と蓄冷剤(保冷剤)を利用して冷やす  (基本編)

 日本のサンショウウオの幼体や成体が好む温度は、種や個体群などによって差があるものの、大体15〜20℃だと思っています。「ぎりぎりまで温度の幅を大きくとれ」って言われたら、12〜24℃くらいでしょうか・・・。
 とは言っても、短時間でコロコロ温度が変化する環境では、サンショウウオの飼育は難しいと思います。

 私的な感覚ですが、飼育ケース内は、1日の最高最低温度差が5℃に収まるようにした方が良いと思っています。一気に5℃も上がったり下がったしたら超バッド・・・。少しずつ少しずつ、半日くらいで温度差が5℃以内なら大丈夫だと思います。
ちなみに、流水性の種の幼生は、とっても温度に敏感。これから紹介する方法では、「飼育は非常に困難」。もう一工夫必要です。

 さて、方法ですが・・・

1,用意する物
 
「発泡スチロールの箱(以下「箱」)」・・・飼育ケースが入るサイズ、又は、入るように小さな飼育ケースに。
 「蓄冷剤(保冷剤)」・・・箱に飼育ケースを入れた後、できたすき間に入るサイズを用意。交換用も用意。
 「長くて細めの棒温度計」・・・0℃〜50℃をカバーしていればOKですが、これだと短いかも。

2,設置
 
@箱のフタ(発泡スチロール)に棒温度計を刺します。
   ・・・箱の中の温度を、フタを開けずに確認できるようにするためです。
  
※まれに、棒温度計に力を入れすぎて、折ってしまい、ガラスでケガをする方も・・・。気をつけて!
   一応、温度計がグラグラしないように、ガムテープで補強した方がよさそう。

 
A蓄冷剤を冷蔵庫の冷凍室でカッチリ冷やします。
   ・・・おそらく、−20℃くらいになって、カッチカチに固まります。

 
B箱に水道の水を入れます。
   ・・・「箱の大きさ」と「箱に入れる飼育ケースや蓄冷材の容積」で水の量も変わります。
   あんまり水を入れると、飼育ケースが浮き上がったり、あふれたりしちゃいます。

 
C蓄冷剤を水に入れて、フタを閉めます。

 
D30分ほどしたら、フタの温度計で箱の中の温度を調べます(これは目安程度です)。
   次にフタを開けて、別の温度計で箱の中の水温を調べます(これが重要です)。

   ・・・ここで、水温が12℃くらいならOK。低すぎたり高すぎたりしたら、蓄冷剤と水の量で調整します。
  
水温が適当でない場合、Aから(蓄冷剤を冷蔵庫に入れるところから)やり直します。
   最初の調整をしっかりしておけば、後で楽になりますからグッとこらえて・・・。
   私の場合、適当な水温になるまで
10回くらい試行錯誤してます・・・。

 
E調整が上手くできたら、飼育ケースを入れます。(1日に一回以上箱のフタを開けるなら空気穴は不要)

 
Fしばらくは、「飼育ケース内の温度計」と「フタに刺した温度計」の数値をちょくちょく見て下さい。
   ・・・これで、「どれくらい時間が経つと温度が上がってしまうか」
          「フタに刺した温度計の示す温度がどれくらいなら、ケース内の温度はどれくらいか」
     が、ある程度わかるようになって温度管理が楽になります。

 
G箱が充分大きく、発泡スチロール材も厚ければ、一日中室温35℃の部屋(ちょっとすごいっ)でも、
   40時間くらい「飼育適温」を保てると思います。


 
H飼育適温の上限(20℃くらい?)になったら、蓄冷剤を交換します。
   ・・・水の量が多い場合は、あまり心配しなくてもOKですが、少ない場合、一気に蓄冷剤(約−20℃!)
   を交換すると「冷えすぎ」が心配。様子がわかるようになるまでは、慎重に蓄冷剤の交換を!!

3,ちょっとした工夫で保冷長持ち
 @箱の下に発泡スチロールの板を敷く。
 A箱にをできるだけおおうように、ぬれたタオルをかぶせる(タオルをぴらっと開いて被せるだけ)。
  ・・・そこに扇風機で軽く風を当てるとさらに効果アリ?!
 Bフタの上に軽い板を置く(フタがきっちり閉まるように)。

4,注意したいこと
 
@飼育ケース内の通気性が悪くなります。ひんぱんに飼育ケースのお掃除を!
  ・サンショウウオの排泄物には有害なアンモニアが多く溶けています。箱をあけたらアンモニア臭=×です。
  ・通気性が悪いと、サンショウウオの病気の元となる菌類・細菌類が繁殖しやすいです。
 
A使用する発泡スチロールの箱は、洗浄し、しばらく(半月くらい)風当たりの良いところに放置して!
  ・新品の発泡スチロールには、有害な有機成分が含まれていることが多いです。それを揮発させます。

 B発泡スチロールは弱い素材。「ヒビが入る・割れる」は「いつか起きるできごと」です。
  ・予備の箱と、水もれしても良いように、箱の下に大きなトレーを敷いておくのも大切だと思いますが・・・。
 
Cフタの閉め忘れなど「ありがちなうっかり」にご注意を・・・。


 サンショウウオは生き物です。飼育ケースを箱に入れる前に、「箱の中は、適温がどれくらい続くのか」「急な温度変化はないか」きちんと調べる必要があると思います。できるだけ何度も、何日もかけて・・・。(上で紹介させて頂いた、サイト「Nature,Friend」のyasan先生は、「発泡スチロールなど身近な素材を利用した飼育」を研究していらっしゃる方です)
道具がそろうとすぐ使いたくなりますね・・・。でも、グッとこらえて「安全性の確認」を・・・。小さな生き物ですけど「命をあずかっている」ことを忘れてはいけませんよね・・・。


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