100円ショップで冷やす道具をそろえてみよう!身近なものを使って、飼育設備を整えるには・・・。これも工夫次第?しかし、サンショウウオへの気持ちは「安さ優先」では・・・。安全第一ですね。
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(大丈夫なの?)

 「100円ショップの製品って・・・大丈夫?」と考える方もいらっしゃるのでは?

 購入前・購入後に「商品をよっく見る・嗅ぐ・触れる」「洗う・しばらく放置する」など、手を尽くした方が良いと思います。

 これは100円ショップの製品でなくても、「必ずやるべき」って思っています。

 
実際に購入・利用する場合、100円製品にこだわらないで「安全第一」にした方がいいと思っています。長く使うことを考えて・・・。

身近なもので設備を整えたい!・・・100円ショップでアイテムを入手!?

 「飼育設備って言っても、意外と安くできるかも!?」と思って、近くの100円ショップに行ってみました。
 いろいろな素材・身近な素材がそろっているお店ですから、使えるものがありそうです。
 ここではあえて「100円の素材」にこだわってみましたが、実験的です。良い物が安く手に入れば一番良いですが、基本は「値段よりサンショウウオの安全第一」ですから。・・・とは言っても、「自信を持ってちゃんと使える設備」にしました。手抜きナシです!
(元々とっても簡単な加工・工夫ですから・・・)
 
※基本的な「冷却装置を使わない飼育ケースの保冷方法」は、冷却装置なしで冷やすをご参照下さい。


   ・・・たった?円でそろう全飼育設備・・・
 発泡スチロール箱と蓄冷剤(保冷剤)を利用して冷やす  (応用編)

 ウチの近くの100円ショップに入ってびっくり。
 「なんでもあるじゃん!」・・・とりあえずお買い物っ。
(なんかうれしー)
 まず素材になりそうなものをGET!


「あっ、発泡スチロールの箱じゃん」(GET1!)

「底がちょっとだけ薄い感じ・・・でも普通だよね」
「ちょっと小さいかも」
(銀の棒は15pの物差しです。これからもちょくちょく出てきます!)

「蓄冷剤発見っ。1個100円なの?(ちっちゃいのならスーパーでタダでもらえるよね?)」(とりあえずGET2!)
左1袋500g・右1個300g


「温度計もあるねー」(GET3!)

「ついでに飼育ケースになりそうなプラ容器も」
(GET4!)

「スポンジ2個で100円!?床材に使いますか」
(GET5!)

「わ、かわいいっ・・・隠れ家にしたい」
(GET6!)

 勢いがついて私的な物もいっぱい買い込んでしまいました(怖いよ100円ショップって・・・あっ、怖いのはわたしの買い物根性だ)。しかし、無事(?)飼育に必要な素材が全て買えました。合計900円ナリっ?
 蓄冷剤がすでにあるなら、全部でたった500円!?
(安すぎてなんだか不安になってきました)サンショウウオの小さい成体・幼体用ですが、小さいカエルやイモリも飼えそう(意外といろいろ飼えそう)
 でも、このままでは使えません。「各製品の洗浄・風通しの良い場所でしばらく放置」です。
 上の素材が飼育設備(?)に変化していく様子をご覧下さい(↓)。
・・・動画じゃないです


 100円素材を飼育設備(?)に ・・・ほとんど加工していませんが・・・

1,まず温度計についてる「黒いワク」をはずして、棒にマジックで目盛りを書き込みました。
  ちょっと不安なのでウチの温度計と比較。意外と(?)正確でした。


2,温度計を発泡スチロールの箱のフタに刺します。力を入れすぎると折れます!


3,もう「冷却設備(?)」はできあがり。次に「飼育ケース」も作ってしまいました。
  飼育ケースになる「プラスチックケース」のフタに穴を開けます。



4,「床材」になるスポンジを入れてみると・・・

・・・あっ、ぴったり。
これなら、「床材に、ワラジムシ・アカムシ・ブドウムシが潜り込む」なんて心配は無用?(らっきー)


5,右側のスペースに水を入れて水場(水域)にし、左のスポンジ部分を陸(陸域)にします。
  あれっ?水場からスポンジにあがれない子が出てきそう。ちっちゃい子は水場に落ちてお☆様に!?
  じゃ、スポンジの右を斜めに切って、坂にしましょ。



6,飼育ケースも床材もできたし、次は隠れ家。あの「花のボール」って大きすぎ。
  思い切って、1/4にカット!(花が入るように切ろっと)


左は1/2に切ったもの・右は1/4に切ったもの

7,出来上がったパーツをセットします。



8,全て発泡スチロールの箱にセット。・・・できあがりっ! いえいえ、これからが本番です!!


9,水の量を調節したり、蓄冷剤の冷え具合を調整したり・・・。
  
「適温に近づける調整」と「箱の中の温度変化について48時間くらいは調べて見る」・・・大切です。
  
自動測定できる機器がなくても、「8時間おき」の温度変化なら、測定できそう?
 

 この自作飼育設備(?)の保冷効果と考察  結構大切だと思いますが「読み飛ばし可」です

 生き物の飼育設備である以上、「(ある程度)根拠のある確信」がなければ、怖くて使えないと思います。サンショウウオの飼育設備を自作し、長期飼育に成功している方は、長い経験やデータを元に、確信を持って設備を自作しています。これは、私のような超ど素人とって大きな意味があります。
 私のように経験が浅い者でも「できるだけ詳細な記録を残し、よく考えること」で、お☆様にさせたり、病気にさせたりせず、ちゃんと飼育できるかもしれない・・・。

 「誰でもチャレンジできるけれど、誰でも成功する訳ではない。しかし、きちんと記録(その個体の生息地の標高・気温・水温、飼育ケース内の温度とその変化・餌など)をとり、考察することで成功率は飛躍的に高まる」・・・と表現したら、言い過ぎでしょうか?とにかく、どんなちっちゃなことでも記録に残すことは大切だと思っています。

 さて、上の「自作の飼育設備」について、もう少し「数字的なモノ」を書きそえたいと思います。
 簡単な実験の結果です。

 検証 「100円ショップの発泡スチロール箱に蓄冷剤を入れたら、どれくらい冷え続けるのかな?」
      
(できるだけ長く、安定した低温を保つ方法って?)
目標 「目指せ48時間! 15〜20℃を48時間保持っ」

1,発泡スチロールの箱について
・・・主役1
 
@材質 
  ビーズ型(法)ポリスチレンフォーム(EPS)・・・一般的な発泡スチロール
  ビーズ平均径3.5o
  ・充填温度がやや低いためか、粒が大きく、やや結合が弱く見えます。
 A材の厚さ
  側面1.5p
  底面(最も材が薄い部分です)1.2p
  フタ 2.1p
  ・底面の薄さが気になるっ。最も低温になる部分にもかかわらずこの薄さ。
   フタは妙に厚い。
 B内容積
   14.5p(W)×20.0p(D)×14.0(H)
   4.060L
2,蓄冷剤(保冷剤)について・・・主役2
 
@材質
  記入されておらず不明です
  ・えっと、多分「水分99%・ポリアクリル酸ナトリウム1%」だと思います。
 A質量
  300g
  ・形状などは映像をご参照下さいませ。
3,主に箱に入れる水量で、飼育適温にするための調整とそのなりゆき。
 
@調べるための環境
  ・「箱・箱に入れる水・飼育ケース等」・・・全て初期温度25℃からスタート。
  ・外気温60℃恒温下(インキュベータ内)に置く。(すごい高温?夏の車中利
   用も考えて)経過によっては「外気温30℃恒温」
   に変更する。(やっぱり60℃は無茶ってことも・・・)
  ・基本的に敷き板等、他の保冷措置なし。経過によっては「発泡スチロールの
   敷き板」を用いる。
  ・箱の内部配置(蓄冷剤・飼育ケース)は映像をご参照下さい。
 A方法
  ・箱の中に入れた水の温度変化を、自動記録温度測定器で、48時間測定。
  ・温度測定器の示度は補正。8時間おきに水銀温度計を用いて確認。
 B結果
  ・箱に入れる水0.4Lで、温度−20℃の蓄冷剤300g(映像をご参照下さい)を
   2個入れた場合、10分後には水温が7℃まで低下。20分〜2時間後まで水温
   約8℃を持続。
   3時間後、水温はゆるやかに上昇し始め、約9℃に。
   6時間後12℃。9時間後19℃。12時間後24℃になり、飼育適温を超えたと判
   断し測定中止。


  ・・・・ずーっとイロイロ調整が続いた
(らしい・・・ヲィ、責任者はどこ行ったの)・・・・

  ※どうやってもうまくいかず(48時間どころか24時間も保たず)「発泡スチロー
    ル」の敷き板使用
敷き板の厚さは2.3p。
   ・さらに、
インキュベータの温度を30℃に変更っ
   ・なかば投げやりで、
ぬれたタオル(組成不明・・・タオルを投げたんだ・・・笑)を発泡ス
    チロールの箱にかぶせた。タオルが常にぬれた状態になるよう、箱の横に水
    の入った「やかん」を置き、タオルの片端をやかんに入れた
(突っ込んだらしい)
    毛細管現象で、タオルは水を吸い続け、常にぬれた状態になった。
   
(・・・インキュベータの内部底面もかなりぬれてしまいましたっ)

  
・箱に水1.0L(飼育ケース浮き上がったため、オモリを載せたそうです)で、−2
   0℃の蓄冷剤300gを2個入れた場合、10分後には水温が14℃まで低下。20
   分後13℃に下がり、30分後にまた14℃に。14℃から少しずつ水温を上げ(急
   激な温度変化ではなく比例グラフ的に)、24時間後に18℃、36時間後に21℃、
   48時間後22℃。
   
結果的に「14〜22℃キープ(2日がかりで)
   
目標より多少はみ出したけど・・・飼育可能温度内
  まあ成功!? ・・・かな?



発泡スチロールの板(大きい発泡スチロールのフタ)
を敷いて・・・
(板がトレーみたい。水を溜めることができます!)




ぬれたタオルを全体にかぶせ・・
完成っ!!


「何コレ・・・?」
扇風機で風を当てている様子(?)を「旗」で示そうと思ったのですが・・・
意味不明な映像になってしまいました


4,考察です
  
上記(3,@B)の環境下で、小さな発泡スチロールの箱と蓄冷剤(1・2)を用いて
 箱の内部を15〜20℃に保つには・・・

 @水1Lに蓄冷材(−20℃)300g2個使用する
 A発泡スチロールの板を敷く(断熱)
 Bぬれたタオルを被せる(気化熱による冷却効果)

 ・・・ことで達成できる。


 
 ABの効果は有意的で非常に大きい・・・@よりも(笑)。なぜなら、同じ条件でも、
 ABの要件がない場合、24時間以上20℃以下を保つことができなかった。

  
また、外気温が60℃の場合、@〜Bの要件を満たしても、目標は達成できない。
 これは、蓄冷剤の質や発泡スチロールの箱の質の向上によって変わるだろう。
  例えば、最も簡単な方法として、発泡スチロールの箱をより大きくし、その材の厚
 さをより厚くすることが考えられるし、蓄冷剤の量も、箱の大きさに合わせて多くす
 れば良い。
  しかし、今回のように素材が限定されているならば、それは不可能であり、ABの
 ような「別の要件」に頼る以外、目標は達成できない。
  今後は「蓄冷剤を用いず、より効果的に、気化熱によって箱の内部を低温に保つ方
  法」を追究したい。
  なぜなら、(@の要件中の)「蓄冷剤」の効果は、短時間しか持続せず、後半(少なく
  とも24時間以降)は、主に気化熱によって低温状態が保持されていたみたいなので
  ・・・(笑)。

※気化熱に頼った冷却は「すごく蒸し暑い日(湿度が高い時)」はあまり期待できないと思
  います。

  ぬれたタオルが乾いていくとき、蒸発する水分が箱から熱を奪います(箱を冷やします)。
 
湿度100%ですと、風を当ててもタオルは乾かず、冷却効果は期待できないないでしょう。
  逆に言えば、蒸し蒸しした日でも湿度100%でなければ、風を強く当てることで少しは
  冷却効果が得られると思います・・・。今回、湿度に全く着目しておらず、イマイチな検証
  ですね・・・(苦笑)。
 

  今回(2度目の実験)は、わたしも立ち会ったからねー!


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